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外国人ローヤリングネットワーク(LNF)大阪ゼミ

2月26日、大阪弁護士会館において、外国人ローヤリングネットワーク(LNF)主催のゼミ「外国人事件入門」が開催され、
当事務所の湯ノ口大輝弁護士が、講師として参加しました。
講師として参加した湯ノ口弁護士ですが、参加された多くの弁護士との交流を通じ、自身の学びも多い勉強会になったようです。

湯ノ口弁護士の大阪ゼミレポートを掲載いたします。

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【外国人ローヤリングネットワーク(LNF) 大阪ゼミ】

 2024年2月26日、大阪弁護士会館で行われた、外国人ローヤリングネットワーク(LNF)主催の「外国人事件入門」と題するゼミ講義に、講師として参加しました。

 講義の内容は、これから外国人事件に取り組んでいきたいという弁護士を主な対象として、外国人事件の全体像や、各事件類型の基礎知識を解説するというものです。
 メインの進行は私の方で行い、共同で講師になっていただいた尾家康介弁護士には、適宜、補足や具体的な経験談をお話しいただきました。
 会場参加とオンライン参加のハイブリッド形式で開催された本講義ですが、総登録者数は過去最高であったようです。

 ゼミ後の懇親会では、LNF事務局長の伊藤崇弁護士、尾家弁護士の他、LNF代表の茂木鉄平弁護士をはじめとする大阪弁護士会所属の先生方とお話ししました。
 また、空野佳弘弁護士といった大先輩のお話を伺う貴重な機会にも恵まれました。外国人の流入傾向、その背景、今後の動向など、世の中の動きについての認識の深さや、それをどう見るかという視座の正確さに感銘を受けました。また、学生運動当時の出来事など、経験者しか語ることができないお話も伺うことができ、そうした歴史の上に今の我々がいることを実感しました。
 その他にも、多くの先生方とお話しする機会を得、皆様、一つ一つの事件に正面から向き合い、依頼者のために何ができるかということを考え抜く姿勢や、情熱を持って取り組まれていることを感じ、身が引き締まる思いがしました。

 講師という立場で参加した今回の旅ですが、参加者・運営関係者の方々のおかげで、結果として多くの学びをいただきました。

 (大阪弁護士会館に初めて訪れましたが、とても立派な建築で、初見では何か他の会館だろうと素通りしてしまいそうになるほどでした。大阪の弁護士達のモチベーションアップにもなっているのだろうなと勝手な想像をしました。)